WEB3環境を土台とした2つのフェーズでプロジェクトを推進します
資本主義経済は人類に大きな希望と恩恵をもたらしてきました。試行錯誤も繰り返しながら現在も様々な活動が展開されています。その一方で、本来の理念を外れてあまりにも利益追求が強調され、あるいは利己的な目的のために他者を犠牲にするような悲しい現実も少なからず見え隠れする現状もあります。
いまインターネットの世界では、世代がWEB2.0からWEB3.0へと変遷しています。この時期、通信やモビリティの進化や仮想空間での各種エンジニアリングも革新的進歩が続いています。今回、私達はPhase-1とPhase-2の2つの方向性からヒエラルキー的資本主義構造を脱した新たな共創社会の実現を目指すべく、プロジェクトを推進して参ります。

ふと一人で街中を歩いている時、もしくは知らない土地に来て取り合えず一旦落ち着きたい時、どこかに腰を落ち着ける場所がほしいですよね?
駅やホテルのロビー、それとも喫茶店に入って一休み? もう少し長い時間をつぶすならば映画館をみつけて上映時間と好みのタイトルを探すでしょうか?
いずれにしても、何かするには少し不便を感じることが多いかもしれません。気兼ねなく滞在できて、しかも必要なサービスが身近にある、そんな楽しくて便利な居場所がいつでもどこにでもあったらいいなと思いませんか?
そんな、あったらいいなを実現したいと真剣に考えています。

世界はいま、次世代インターネット普及社会への移行に向けて大きなうねりの中にいます。Real主体のWeb1.0の世代からRead and Writeを実現したWeb2.0世代(モバイル・ファーストの時代)に移り、圧倒的に便利な世の中になりました。
多くの人たちがSNS(Social Network Service)を利用して情報発信し、通信技術の進歩と相まってこれらを快適に閲覧することができる環境も整いました。
一方、これらのSNSの多くはFacebookやInstagram, Twitterなど一部の巨大プラットフォームの管理下に置かれ、我々はそのプラットフォームの管理システムにログインする必要があります。いつの間にか多くの情報が収集、蓄積され、望みもしない広告宣伝に悩まされることもあります。ある偏った意図によって情報発信が制限されることも起こり得ます。
次世代インターネットとなるWeb3.0においては、ブロックチェーン技術に基づきデータの所有主体がユーザーに取り戻されることになるでしょう。サーバ主体(Web1.0)からクラウド(Web2.0)へ、そして今ブロックチェーンベース(Web3.0)に移行して自立分散型(Decentralized Autonomous)の実現へ向かうのは間違いありません。なお、まだ明確な定義はありませんが、世代的区分で用いるWeb3.0に対し、ブロックチェーン技術をベースに暗号資産(Crypt Assets)などのマーケティング観点も視座に用いる場合はWeb3と記述します。
そして我々はこのWeb3の世界を少しでも早く自身の実践活動に取り込み、新しい共創型組織であるDAO(Decentralized Autonomous Organization)構築に向け活動を開始すべき時なのです。